【シニア期ケア】シャンプーができない時の安全な顔まわりケアと清拭テクニック

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デデン君のおっかさん、「M」です
トリミングサロン、動物病院勤務。
チンチラさんの命を守るため、飼い主さんが後悔しないために、学びながら発信しています。

このブログでは、チンチラの健康・病気予防・お世話について、獣医師さんのお話や私の経験をもとに分かりやすくお伝えします。
「病院に行く前にできること」を知って、大切な家族を守りませんか?

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~在宅介護・シニアトリミングの経験から~


■ シャンプーができないとき、顔まわりのケアはどうすればいい?

年齢を重ねると、心臓や腎臓などの病気、体力の低下から「シャンプーが負担になる」子が増えてきます。
でも、顔まわりの汚れを放置すると、皮膚炎・臭い・毛玉の原因になってしまうことも。

私自身、在宅介護の現場やシニア期のトリミング経験の中で、
「できる限り負担をかけず、清潔を保つ方法」を常に考えてきました。
ここでは、その経験からおすすめできる安全でやさしい清拭ケアの方法をご紹介します。


■ 使用アイテムと「安心できる理由」

製品名主な用途安全性・安心の根拠
Pet-Cool Body Careスプレー目・口まわりの清拭成分は電解水+フルボ酸のみ。化学成分・防腐剤・アルコール不使用。
誤って舐めても無害で、粘膜や皮膚に刺激がない。
コットンまたはガーゼ清拭全般柔らかく肌あたりがよい。使い捨てでき衛生的。摩擦が少なく、シニアや皮膚の薄い子にも安全。
ジョンポールペット グルーミングスプレー清拭後の保湿・ツヤ出しヒューマングレードの製品基準で作られており、香りが穏やか。
被毛を保護し、静電気を防いでしなやかに整える。
ゾイック ファーメイクEXミスト(ボリュームタイプ)カット前の毛並み調整国内サロンでも使用される安全処方。通気性を損なわず、軽い仕上がりでふんわり感が出る。

■ 清拭の手順(目・口まわり)

【STEP1】準備

  • スプレーは顔に直接吹きかけず、必ずコットンやガーゼに含ませる。
  • 手を温めてから始めると、安心感が生まれやすい。

【STEP2】目まわりの拭き方

  1. コットンにPet-Coolをたっぷり含ませる。
  2. 目頭から外側へ、一方向にやさしく拭く。
  3. 固まった目ヤニは、コットンを5〜10秒当ててから優しく拭き取る。
  4. 両目を拭く場合は、新しいコットンを使用する。

💡 ポイント:なぜ安心?
Pet-Coolは防腐剤や香料を使わず、純水に近い電解水
眼に入っても刺激がほとんどなく、涙焼けケアにも使えるほど安全性が高いです。


【STEP3】口まわりの拭き方

  1. コットンにPet-Coolを含ませ、口角から外側へ優しく拭く。
  2. よだれや食べかすの汚れは、数秒あててふやかしてから拭き取る。
  3. 最後に乾いたコットンで軽く押さえて水分を取る。

💡 ポイント:なぜ安心?
口元は舐め戻しが多い場所ですが、Pet-Coolは飲み込んでも安全な電解水ベース
化学成分ゼロなので、粘膜への刺激を気にせず毎日使えます。


【STEP4】清拭後の仕上げ(ふんわり整える)

  • 乾いた毛にジョンポールペットのスプレーを手やコームに少量つけ、軽く立ち上げながら整える。
  • 自然なふんわり感を出したい場合は、ゾイック ファーメイクEXミストを軽く吹きかけるのもおすすめ。

💡 ポイント:なぜ安心?
ジョンポールペットは人間用ヘアケアブランド「ポールミッチェル社」の動物専用ライン。
皮膚・被毛へのやさしさを最優先に設計されており、敏感肌や高齢動物にも使用例が多いです。


■ 清拭時のコツ

  • 鼻筋や目の下などの細かい部分は、指にガーゼを巻いて拭くと安全。
  • 「押して→なでる」の動作で摩擦を減らす。
  • 拭く間は優しく声をかけ、顔を支える手で包み込むようにするのが安心のコツです。

■ まとめ

在宅介護やシニア期のトリミングでは、
「清潔を保ちながら、体力を消耗させないケア」が何より大切です。

シャンプーが難しいときでも、
Pet-Coolでやさしく清拭し、ジョンポールペットでふんわり整える。
このシンプルな組み合わせで、皮膚を守りながら清潔と可愛さを両立できます。


🐾 注意書き

本記事は在宅介護・シニアトリミングでの経験をもとにした一般的なケア方法です。
皮膚疾患や眼疾患がある場合は、必ず獣医師の診察・指導を受けてください。
使用は自己責任のもとで行いましょう。

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